かかりつけの歯科へ歯の神経を抜きにいったら、
麻酔があまり効かずに、
ダメだこりゃとさじを投げられ
他の歯科へ紹介されました、というのは12月初めの頃。
「歯の神経を抜きにいったら、麻酔が効かず中止になりました」
削りかけ途中の奥歯に蓋をした状態で、約20日。
岡山県でもトップ3に入るような大病院へ行ってきました。
↓↓↓↓↓問題の個所。親知らずと接した奥歯が、虫歯になり神経まで達している。
予約当日、さして緊張もせずに病院で受付けを完了。
なぜ緊張していなかったかというと、「最初はレントゲンを撮るだけですから☆」
と、かかりつけ医から聞いていたからです。
今日の晩ごはんの事など、どうでもよいことばかり考えていました。
総合受付け→歯科受付け→レントゲン撮影→歯科受診
という流れで迷路のような大病院を行ったり来たりしました。
受付けから1時間後、ようやく、診察台にすわることができました。
ファーストインプレッションはずばり
「古い」。
30年前のような設備。大病院だからと最新鋭の機器を使っていると思っていたのは、
たんなる思い過ごしでした。
大広間に診察台が10台位あり仕切りもなくて、
となりでガリガリ歯を削られている人がいます。
「うわー」
「うわー」
さっきまで、晩ごはんの事を考えていた思考はそこにはなく、
場の雰囲気に圧倒されてしまいました。
やさしいBGMが流れ、いい匂いのする治療室で笑顔の助手さんのいる
かかりつけ歯科は天国だったことに気付きました。
僕は診察台にすわり、グルグル回る頭の中で、
看護師さんと先生がレントゲンを見ながら会話している内容を聞いていました。
「ごにょごにょ」、「今やっちゃおうか」
「え!?、いまなんつった?」
「今日、お時間ありますか?」と看護師さん。
あきらめました。
歯の神経を抜くときはやっぱり痛かった
大病院での治療は大胆。さすが、多くの患者さんを診ているだけあって迷いがありません。
かかりつけ歯科では痛みを軽減するために注射麻酔をするときには、
まず表面麻酔をします。それから、人肌に温めた麻酔薬を電動式注射器で
一定圧力で注入しますが
ここじゃそんなことやりません。
いきなり「ブスッ チュー」です。
削るのもまったなしです。「ため」というものがありません。
とにかく、迷いが無くて作業が早いのです。
で、途中で歯の神経に触ると
「びくっ」となります。
「あれ?痛かった?ごめんねーw」
→麻酔追加→「(ガリガリ)痛くない?」→「ハヒ(はい)」
このサイクルを5回くらいおこないました。
無理でした。
第1回目の治療を終えて
ネットで調べると歯の神経を抜くことは「痛くない」という回答もありますが、
僕は「痛かった」です。(そもそも痛みは人によって感じかたがちがうので、
痛いかどうかなんて本人しかわかりません)
でも、ずっと痛かったわけではなく麻酔を追加しながらやるので
最後は全く痛くありませんでした。
「痛み」そのものよりも、
「痛み」がいつくるかわからない状況が恐ろしかったです。
追加麻酔が無いように最初に痛みを感じやすいことを、
先生に伝えてしっかり麻酔をしてもらいましょうと、ネットでおすすめ
されていますが、僕の場合は聞き入れてもらえませんでしたよー(泣)
ちなみに、僕の治療では「伝達麻酔」という方法がつかわれました。
これは普通つかわれる注射麻酔(「浸透麻酔」)という方法と異なり、
歯の周辺神経だけでなく歯全体を支配する神経に麻酔をします。
広範囲が麻酔されるため舌もマヒしてしゃべりにくくなりました。
参考:お口の事なら何でも分かるテーマパーク8020
次回の治療は1月上旬。神経を抜いた後の処置を進めます。
どうなることか、早くもちょっと怖いですが、
怖さよりも、山を越えたという
達成感があります。
終わってしまえばどうってことはなく、病院から出たあとの
さわやかな風が忘れられません。
次回、続報をお伝えいたします。
では。
ところで、レントゲンとか歯周病検査とか、かかりつけ歯科から引き継がれないのは
どうしてなんでしょうか?庶民のお財布事情はきびしいのに。
(クリックすると拡大します。)
2016-12-24 06:49
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コメント(3)
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共通テーマ:健康
こんばんは。
大変でしたね〜 どうぞ お大事に !!
by yakko (2016-12-24 17:32)
お大事になさってください(_ _)
by ニッキー (2016-12-24 19:25)
お大事に^^
by ぽちの輔 (2016-12-25 07:15)