二日酔いになったら

最近、歓送迎会等でお酒を飲む機会が増えています。


当日はついつい盛り上がってしまい、もう一軒という運びになりますが、これは二日酔いコースとなります。頭痛、喉の渇き、後悔とともに目が覚めます。今はそのような状態なので、せっかくなので二日酔いについて書いてみようと思いました。

二日酔いが起きる仕組みについて
お酒は胃と腸から吸収され血液に入ります。肝臓で分解されてアセトアルデヒド→酢酸→二酸化炭素になります。分解の途中に発生するアセトアルデヒドは強い毒性があり、分解しきれなかったアセトアルデヒドが血中に入ると、気分が悪くなったり、頭が痛くなったりします。




二日酔いの症状としてのだるさや頭痛はアセトアルデヒドだけではなく、脳の細胞に含まれる水分が少なくなり、脳が縮んででいるためだと言われています。なんか脳に悪そうですね。また、水分が足りていないのは、脳だけではなく全身で起こっています。


「酔い醒めの水は甘露の味」というように、二日酔いの朝の最初の水はとても美味しいです。これはアルコールの利尿作用で多くの水分が排出されるため、脱水症状が起こっているからです。

すみやかに水分を補給したいところですが、美味しいからと言って、冷えた水をがぶがぶ飲むと大抵気持ち悪さが増します。からだに吸収されやすい常温に近い温度でゆっくり飲みたいところです。　


また、大量のアルコールを処理している肝臓は糖分が作り出せなくなっているので、からだは低血糖状態です。だからと言って甘いものを取りすぎるとやはり気持ち悪くなります。糖分補給には蜂蜜が良いようです。水分も足りないので、スポーツドリンクも良いと思いますが、美味しいので飲みすぎないように気を付けましょう。私は二日酔いがひどいときは、スポーツドリンクがぶ飲みしてしまい、30分後に全部リバースすることがありました。

脱水状態のからだの中では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等のミネラルが不足しがちになりますので意識的に補うようにした方が良いようです。私は熱いしじみの味噌汁を飲みます。不思議と気分が良くなりますので、我が家ではしじみのレトルトスープを常備しています。



おすすめの二日酔い対策は水分、糖分、ミネラルを補給することです。私が行っていることは次の3点です。
①水分を摂る。できれば常温の水、スポーツドリンク。飲みすぎ注意。
②時間のある時はひたすら寝ましょう。肝臓を休ませることが大事です。
③熱いしじみの味噌汁を飲む。


その他にも、熱いシャワーを浴びる（血行促進）、柿を食べる（アセトアルデヒド分解促進）、コーヒーを飲む（頭痛軽減）等も効果があるようです。

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