先日、セミの羽化を見に行きました。セミの幼虫を探しに行ったで紹介しています。
カメラを持っていかなかったので翌日にもう一度行ってみました。
今回も沢山います。土から出てきた幼虫を思わず踏みつけないよう注意します。
土から出てきた幼虫をパクンと食べてしまう猫もいました。地上は捕食者が多くて大変です。
地面から1メートル50センチくらいの枝に注目します。
するとこんなの↓がいます。
ちょっと不気味ですが、セミは一生懸命頑張っているんですね
セミにとっては誠に迷惑な話ですが、何匹かの幼虫を持って帰って自宅で鑑賞することにしました。
頑張って無事に羽化してくれました。
全体的に緑白い様子がちょっと神秘的ですね。
4匹のうち3匹は羽化しましたが、残りの1匹は羽化の途中で力尽きてしまいました。羽化が失敗することは珍しくはないらしいですが、自宅に持って帰ったためにストレスがかかったのでしょうか。南無。
ところで、セミの一生は↓のように流れていきます。
1、孵化。
卵から生まれ(孵化)自分で地面まで下りて、
土の中にもぐります。
2、地中生活。
幼虫は木の根の汁を吸って、約2~6年かけて(日本では)、
脱皮を繰り返しながら大きくなります。
また、幼虫は、地中に少しの空間を作って生活します。
3、羽化。
上記の生活を経て、大きくなった幼虫は、
晴れて気温が上がった夜、地面から、はい出てきて、
羽化(成虫になる)をします。
羽化後、次の朝までに乾かし、飛んでいきます。
4、地上生活。
地上に出てきて、寿命は残り約1ヶ月となったセミは、配偶活動をします。
オスは、羽化後2~3日で成熟し、鳴くことができるようになります。
オスは大きな声で鳴きメスを呼びます。
セミは針のような口を木にさして、汁を吸います。
5、交尾。
オスの大きな声に誘われたメスは、飛び、オスの近くに止まります。
それに気づいたオスは、鳴きながらメスに近づき、交尾をします。
この時点で、メスに嫌われたら、メスは飛んでいきます。
嫌われなかった場合は、その場で交尾をします。
交尾後、オスは、死んでしまうか、次の交尾をしようと鳴きます。
メスは1回しか交尾をしません。
6、産卵。
交尾を終えたメスは、数日後、
木の枯れ枝に産卵します。(中には生枝に産卵する種類もいます)
卵は、その年の秋か、次の年の梅雨に孵化します。
産卵を終えたメスは死んでしまいます
ステップ4まで来たわけです。あと一か月素敵なパートナーを見つけてほしいものです。
引用サイト yahoo!知恵袋http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1368936308;_ylt=A2RiF2jyfsZVQQYADQuAAPR7?pos=2&ccode=ofv
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