妻です。
子育て情報紙を見ていて目についた一文。
「子どもは叱らないようにしましょう。」
これが初めてではありません。
むしろ、ほとんどの育児情報誌、育児本に「叱らない子育て」が載っています。
内容も同じように単純。
私も何でもかんでも口うるさく叱ったり、
何でもかんでも「危ないから、汚いから」とやめさせたりはしません。
時にはガツンと言うし、子どもの方から叩いてきたら一瞬考えて叩き返します。
右向け右で「叱らない育児、叱らない育児」って言い過ぎなんじゃないかと思います。
こういった誰でも手に取りやすいフリー育児情報誌ならなおさら、
そろそろステップアップしたアドバイスが欲しいです。
例えば、単に「叱らないようにしましょう」ではなくて、
「叱らないですむとこう変わる」とか、
「叱らないためにこう先回りしよう」とか、
さらに、「叱っていけない時期と 叱っていい時期の見極め方」
「有効な叱り方(注意の仕方)」
など。
編集者の方も、原稿をお願いするときはみんな同じような上っ面の話じゃなくて、
内容のあるものを書いて頂けるように話を持って行けばいいのに。
私自身「叱らない育児」という事に対して思うのは、
子どもが自分で考えられるようになったら、叱るのも解禁。
勿論、何でもかんでもしかりつけるのでありません。
叱る時の言葉は短く。なぜいけないかを冷静に教える。
だらだらくどくど叱り続けない。
世の中に出たら、叱られない事なんてありえません。
叱られたり、怒られたりしたとき柔軟に受け止められるように少しずつ練習しておくのも、
絶対必要じゃないかしら。
叱られないで育つ人ばっかりじゃないもんね。
この先関わっていく社会はコワい人だって、たくさんいます。
勿論、
虐待は親のストレスのはけ口でしかない行為なので論外ですが、
それなりの叱られる経験も必要だと、
私は思います。
2016-11-09 05:32
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20年前は、「怒っちゃダメ」だけど
「叱る」のはOKでしたけどね^^;
by ぽちの輔 (2016-11-09 06:06)
同じくです
叱りかた怒りかたには 色々あると思いますが
世の中 そんなに甘くない
最近は叱られ慣れていないので 我慢が出来なくなっているようです
愛情と思いやりがあれば
絆は 壊れませんよね
失礼しました
by チャー (2016-11-09 11:47)
子供も十人十色だし、育児書のようにいく子もいれば、そうでない子もいるし。
叱って響く子には叱っていいし、叱って響かない子には叱っても無意味。
だけど、大半の子供は「親に愛されてる」という実感により安心し、健やかに育つのだと思います。その愛をどう感じるのかは、子供によって違います。褒めるってのは、一番誰でも思いつく愛情表現ですけど、それだけでなく、自分の写真や作品を飾ってもらうこと、話をよく聞いてもらえること、好みを理解してもらえること、などなど、その子によって色々です。叱られて愛を感じる子だって、ちゃんといます。
だから子育てって大変。親は必死で試行錯誤、手探りです。でもそうやって必死な親なら大丈夫なんです。それだけ愛にあふれてる証拠です。褒めても、叱っても、必ず子供に愛は届いてます。
とりとめもなく失礼いたしました。
good luck!
by 通りすがりの馴染み客 (2016-11-09 14:27)
こうして怒る事が下手な親が生まれて行くんですね。ただの悪循環だと思います。
by アニ (2016-11-09 18:27)
ぽんちゃん さんのご意見に同感です。
大人の社会で起きることは、子供の時に体験しておくのとしてないのとでは、対応力も変わってくるように思います。
by ワンモア (2016-11-09 20:56)
同感です。
叱らないという言葉だけをうのみにして
叱らない親が増えたのか、子供が人に迷惑をかけたり、物を傷つけたりしていても何も注意せず見ていて「そこ、叱るとこだけど!」と思う場面に出くわすことがよくあります。
そして、叱られずに育ったからか、アルバイトや社会に出て叱られて辞めたり必要以上に傷ついたりと。
軌道修正や免疫をつけるためにも、叱られる経験は必要ですよね。
by ようこくん (2016-11-10 08:53)
コメントをくださった皆さん。
ありがとうございます。
多くの方が書き込んでくださったので恐縮です。
とはいえ、汚い言葉で罵ったり、感情任せに叩いたり突き飛ばしたりはいけません。子どもは何でも親の真似しますからね。
家族は小さな社会です。
by ぽんちゃん (2016-11-11 04:42)