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希少糖はブームになるか?【スイーツ】

今日から6月ですね。もう少しすると空気が湿度を帯びはじめ、ジメジメしてきて憂鬱になります。

涼しさを求めてコンビニへ行くと「希少糖入り○○」という商品をよく見かけるようになりました。希少ってのは「少なくて珍しい」という意味ですが、少なくて珍しい糖って言い方がずいぶんとざっくりしていて、よくわからないので調べてみました。
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希少糖とは


その名のとおり自然界では珍しい糖です。キシリトールエリスリトールも希少糖です。今話題になっている希少糖の正体は「D-プシコース」というものです。合成甘味料ではありません
この図が分かりやすいです。
kishoutou.gif
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しかし、もともと生産コストがかかるため、市場に流通していない状況でしたが、香川県の協力を受けた香川大学によって果糖からD-プシコースを変換させる技術を開発したため大量生産が可能になりました。生産・販売は香川県にある松谷化学工業でおこなわれております。

今流行している「希少糖」は松谷化学工業、香川県、香川大学を中心に全国に発信されていることが分かりますね。「産・官・学」の見事な連係プレーにより希少糖プロジェクトは大成功の兆しです。


D-プシコースの効果は?


松谷化学工業の各種データが詳しいですが、主な効果は下記になります。
・食後血糖値上昇抑制作用
・脂肪蓄積抑制作用
・動脈硬化予防作用
・血圧上昇抑制作用・抗酸化食後血糖値上昇抑制作用
・脂肪蓄積抑制作用
・動脈硬化予防作用
・血圧上昇抑制作用・抗酸化作用



夢のような希少糖ですが今後、さらに生産効率が上がれば主な医療的な活用が増えてくる事と思います。ちなみに純粋な希少糖は甘さは砂糖の7割程度でカロリーはほとんど無いそうです。

今後の課題としてはまだ価格面で割高なことです。現在(2016.6)販売されている「D-プシコース」は500g入りで1,296円です。内容量500g中に他の希少糖は15%、「D-プシコース」は5%以上ということなので、流通量は限られているようです。糖尿病の人が日常的に利用するならエリスリトール等のほかの希少糖の方がはるかに安価です。

人工甘味料糖の選択肢もありますが、健康的なリスクがあるようなのでご注意を。
16.4記事【人工甘味料って?】巷にあふれるカロリーオフ

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