車の車内が暑くてたまらない季節になりました。
私の非力な軽自動車はエアコンをつけると明らかに遅くなります。
追い越し車線へ進入するときなどは、ギアチェンジのごとくエアコンを
オンオフします。
なんでエアコンをつけると車が遅くなるんだろう。ちょっと調べてみました。
そもそもエアコンて何で冷やすことができるでしょうか?
エアコンは「気化熱」を利用して冷やしたり(温めたり)しています。
気体に高圧をかけて圧縮すると高温を発し液体に変化します。
この液化した気体が常圧で気体に戻るとき、周りから熱を奪っていきます(冷える)。
エアコンの中で気化による冷却が行われるように冷媒を循環するシステムがエアコンの原理です。
↓ざっくりとこんな感じです。
①圧縮された高温のガス→②冷却装置で液化→③低圧で冷媒を気化(冷える)させる装置(ファンで冷風が出る)→④①に戻る
コンプレッサーという装置で冷媒を圧縮しますが、家庭のエアコンだとこれを電気の力(モーター)
でおこないますが車の場合だと、エンジンの動力をつかってコンプレッサーを動かしています。
コンプレッサーを動かすのに4馬力から1.3馬力程度が必要になるそうです。
だから軽自動車のような非力な車の場合は、車が遅くなってしまうのですね。 (。・ρ・。)ヘー
ところで、燃費の良いカーエアコンの使い方という記事を発見しましたので
ご紹介させていただきます。
1) 設定温度を最低にする
家庭用エアコンは設定温度を下げるほど電力消費が多くなるので、カーエアコンも設定温度が低い方が燃費が悪くなると思われますが、実は違いまして、 設定温度が低くても高くても燃費は同じくらい悪いです。どういう事かと言いますと、エアコンONにすると先ず最大限の仕事を行い、その後エンジンから 発生している熱と冷たい空気を混合させることで温度調節を行うという原理でエアコンは作動しているため、逆に温度を上げるともったいないことをしていることになります。
燃費に影響するからといってエアコンを控えめにしていました。どちらにしてもコンプレッサーを使うからあまり変わりはないのですねー ( -ω-)ふむふむ
なので最も燃費の良いエアコンの使い方は、設定温度を最低にしておき、車内が冷えたらA/Cスイッチを手動でOFFにして送風状態にするというやり方です。*但し、これはA/Cの種類が電磁クラッチ式のものだけに通用するやり方で、ハイブリッド車で使用される電動エアコンや、可変容量エアコンでは効果がありません。
2) 外気取り込み/内気循環を適切に切り替える
内気/外気を切り替えるスイッチですが、適切に切り替えることで燃費を良くすることが出来ます。
温度の低い方からの空気を取り入れることでエアコンの負荷が低くなり燃費が良くなります。なので、例えば夏の炎天下で車に乗り始めは車内の方が温度が高いので外気取り込みが良く、エアコンをつけ 暫くして車内の温度が外気温より低くなったら内気取り込みが良いです。
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