私が子どものころは、千葉県や神奈川県の海水浴によく行っていました。
そこでは、海水浴場はイモ洗いのごとく人でごった返していました。
海水浴場での思い出といえば、砂浜のラジカセや、サンオイルの匂いや、ビーチボールなど
が思い浮かんできますが、そのなかでクラゲに刺されたのも忘れられません。
○○年前、神奈川県のある海岸で8月20日過ぎたころに行った海水浴での出来事です。
泳ぐのが楽しかったのですが、見えないクラゲに足、腕、お腹などを刺されて
次はいつ刺されるのかわからない状況でびくびくしながら泳いでいました。
あの時刺されたクラゲはどんな種類のクラゲだったんだろうと気になり、少し調べました。
海岸で見るクラゲは大体4種類位です。
①
ミズクラゲ②
アカクラゲ③
アンドンクラゲ④
カツオノエボシ
沖縄の方は夏になるとハブクラゲという危険なクラゲもいるそうです。
現在、私は瀬戸内海に面した地域に住んでいるのですが、潮干狩りに行ったときは②アカクラゲ
をよく見ました。いかにも毒々しく触る気にはなれませんでしたが、やっぱり毒があったようです。
危険度でいうと 危険大←③←④←②←①←危険小 だそうです。
ミズクラゲは弱毒がありますが触っても痛みはほとんどないそうです。
(アナフィラキシーショック等のアレルギー反応が怖いので触らない方がいいですが。)
ちなみに刺されてしまった時の対処法(応急処置)は以下が有効です。
イ・触手が付いていたら直接触らず、タオルなどで取り除く(こすってはいけない)。
ロ・海水で洗い流す。真水で洗ってはいけない。
ハ・ステロイド含有軟膏、抗ヒスタミン剤軟膏、コーチゾン軟膏などを塗りこむ。
ニ・患部を冷やす。
子どもの頃刺されたときは、患部が赤く水ぶくれ状に腫れたことを記憶しています。
痛いからって冷たい真水でじゃぶじゃぶ、ごしごし洗ってたなぁ Σ(゚д゚;)
あと、酢で洗うと良いとか当時の海水浴場に書いてあったけどどうなんだろう??
→一部のクラゲ(ハブクラゲ等)には有効で5%程度の酢酸をかけることで毒(刺胞)が
脱水されて毒が発射され無くなるそうです。ただしクラゲによっては酢酸が毒の発射を
促す場合もあるようで一筋縄ではいかないようです。
海水浴の時期も水が冷たくなる8月終わりごろにクラゲの発生がみられるようです。
一度刺されたことがある方はアナフィラキシーショックを起こす危険もあるようです。
刺されないためにはウェットスーツを着用することが好ましいようです。
海にはクラゲもいますが、楽しい思い出となることがたくさんあると思いますので
クラゲに気を付けて海水浴を楽しんでくださいませ。
出典
ミズクラゲ「http://www.aquarium.gr.jp/friend/look_0001.html」
アカクラゲ「http://kls-sea.seesaa.net/article/284282741.html」
アンドンクラゲ「http://www.hata-b.com/whatsnew/1342831146791.html」
カツオノエボシ「http://outdoor.ymnext.com/kikenn-16.html」
参考文献『クラゲガイドブック』並河洋/楚山勇 著
2015-07-19 14:09
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