1.傷を観察する
まずは石鹸などを使い、自分の手を清潔に洗います。そして、傷の状態をよく観察しましょう。この時に傷が深い場合や大きい場合は、病院での治療が必要になります。
2.傷口をしっかりと洗浄する
少しの出血であれば、水道水などの流水で十分に洗うことで止血します。傷に砂やゴミがついていると、感染症の原因となる場合があります。傷口の周囲の皮膚も含めて、念入りに洗いましょう。
3.止血する
出血がおさまらない場合、直接圧迫と挙上によって止血を行います。
直接圧迫は、出血している傷口をガーゼやハンカチなどで直接抑え、しばらく圧迫する方法です。包帯を少しきつめに巻くのも直接圧迫になります。よく言われるような”傷口より心臓に近いところを巻く”とかえって出血が止まりにくくなることがありますので、注意してください。
圧迫の後は、怪我をした部分を心臓より高い位置に持っていきましょう。心臓との落差を作り患部の血圧を下げることで、出血を抑えることができます。
4.傷を覆って保護する
止血と洗浄が終わったら適切な創傷被覆材(ドレッシング)を当て、絆創膏や包帯で固定します。
創傷被覆材としては、透明なフィルムや親水ポリマーを主成分とするハイドロコロイド素材のものなど様々な種類のものが市販されています。傷の種類や程度に応じて様々なものがありますので、自分の傷にあったものを使用すると良いでしょう。
※以下のような場合は、病院で医師の診断を受けてください。
深い刺し傷や切り傷(特に錆びた釘などを踏んだ場合)
大きな傷
動物のかみ傷
汚染が強い傷
ギザギザした傷(血の巡りが悪い組織が残っている傷)
化膿した傷
出血がなかなか止まらない場合
糖尿病や動脈閉塞症など傷の治りが悪くなるような持病がある場合
副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤など免疫力を低下させる薬を飲んでいる場合
「21世紀の家庭の医学いしゃまち」 www.ishamachi.com/より転載
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お早うございます。
私もカボチャを切るときは恐いです(-。-;)(-。-;)
by yakko (2016-10-29 10:03)
私も、かぼちゃはよく指を切りそうになります。
他のものでも、切っていて気づいたら爪の先端がなくなっていることがあります。
異物混入事件です。
家だからいいですけど(いいのか?)飲食店なら大問題です。
by ようこくん (2016-10-30 21:00)
yakkoさま、レンジでチンして柔らかくしてから料理した方がいいですかね?
by ぽんちゃん (2016-10-31 02:11)
ようこくんさま、おっとぉ危ないですね!
指に大けがをするとそのあとの家事が大変ですので、お気を付けくださいませ。
by ぽんちゃん (2016-10-31 02:13)