現在住んでいる賃貸物件は転勤した時から住んでいる、築30年以上の古い物件です。
古くてもしっかりしたマンションで、管理も行き届いており住みやすい物件なのですが付帯設備があちこち傷んでおり、これまでいろいろと壊れました。
先日、とうとう温水洗浄便座の水漏れがおさまらなくなってしまいました。
付帯設備の故障って賃貸の場合は「誰が修理(交換)するか?」で大家(貸主)とモメることが多いようです。
古いマンションですから、住んで2年くらい経ってリビングの照明が壊れました。ひもを引っ張ったら根元がボロッと折れてしまって操作不能になりました。根元の樹脂はボロボロと崩れていて完全に経年による劣化です。
管理会社(不動産屋)へ連絡し照明を修理(交換)してくださいと依頼すると、それは自分で交換してください言われビックリしました。
照明って必要な設備だからそっちで交換するのが当然じゃないの?と思ったわけです。
憮然としつつもネットで調べてみると照明が
「付帯設備」として明記されているかどうかが肝のようです。つまり大家が設備として取り付けたかどうかがカギです。前に借りた人が勝手につけたような照明なら大家が修理(交換)する義務はないと。
うちの場合は会社が契約しているので契約書が手元にありませんでした。。。
しかし、付帯設備でなくてもネットで調べてみると交渉次第では大家側でやってくれるケースも多々あり、
ケースバイケースでした。まぁ私の場合、契約は会社が関係しているのでモメて面倒になるるのも嫌なので、あっさり自分で照明を交換しました。(念のため古い照明は捨てても良いかどうか確認をしました。あとから実は大家のだったとか言われたらイヤですし。)
その他にも台所の収納内のカゴが壊れたり、排水溝が臭くなったり、水道の水漏れがあったり細かい修繕が必要な事がいくつかありました。そんな時は必ず管理会社へダメ元で連絡はします。契約書に書いてなくても案外対応してくれます。ケースバイケースですね。
そんな折、とうとう最初からついていたレトロなウォシュレットが故障しました。照明の件もあるしまたこっちで買うハメにになるのかなーとダメ元で管理会社へ連絡してみました。管理会社も無理かもしれないが、大家に交渉してみるといった感じで対応してくれました。
そしたらビックリ!あっさり大家側で交換してくれることになりました。トントンと進んで今は、ピカピカの温水洗浄便座が付いています。なんか得した気分です。
温水便座愛好家の妻が言うには新しいやつは「シャワーのあたりが柔らかい」そうです。そのくせ水量調整を最強にするのはやめてくださいね。
いまさら思った、入居前に貸主に確認しておいた方が5つの事
(東京都の賃貸住宅トラブル防止ガイドライン参考)
1、退去時の通常損耗等の復旧は、貸主の費用負担でおこなうのが原則であるかどうか
2、入居中の必要な修繕は、貸主の費用負担で行うのが原則であるかどうか
3、賃貸借契約において、借主の負担としている具体的な事項(照明は?ウォシュレットは?)
4、修繕及び維持管理等に関する連絡先
5、入居時の物件状況(床、壁、障子、柱等の傷、設備が機能するかどうか、給排水が機能するか?)
できれば以上の5点はおさえておきたいところです。それと
日頃から基本的なマナーを守り貸主と良好な関係を保っておく事も大事ですね。最終的には人と人です。ケースバイケースもここが肝心です。無用な出費はなるべく抑えたいところですものね。引っ越しの時は何かと忙しいはずなので今のうちに不安なところは調べておいて、トラブルを未然に防ぐことをおすすめします。
それでも理不尽な請求をされてしまったら
国民生活センターへ相談してみましょう。
2016-08-03 10:57
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