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マイナス金利が家計に与える影響を考える

2016年1月26日、日銀が追加緩和政策でマイナス金利を導入すると発表しました。
本日2月16日よりマイナス金利が導入されます。0.1%からマイナス0.1%です。
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あたまの中が「え?」となりました。

預けたら、お金を取られる(マイナス金利)ってことは、「お金を借りたら、さらにお金がもらえるの!?」的な。

日銀からの『「マイナス金利付量的・質的金融緩和」の導入』を読んでみます。

「??」あたまの中にさらに「?」が増えてしまいましたが、めげずにレポートしますよぉ!
日本銀行は一般の銀行から預金を受け入れたり、一般の銀行に対して貸付や手形、国債などの売買をおこなったりしていて「銀行の銀行」という役割をしています。

つまり、民間銀行が日銀に預ける「当座預金」について、日銀が利息を支払うのではなく、銀行側が手数料を支払う仕組みが今回のマイナス金利という金融緩和なんですね。

民間銀行は日銀に預けると損をしてしまうので、民間銀行はより低い金利で貸し出しや運用をします。これによって様々な金利を低下させ、経済を下支えさせるというのがマイナス金利の狙いなんです。


生活に与える影響は?


マイナス金利は民間銀行と日銀とのやりとりです。じゃあ我々の生活に影響が無いの?というとそうでもないらしいです。

民間銀行は日銀にお金を預けることによって金利を得ていましたから、そいつがマイナスになるってことは当然、経営に影響するわけです。このマイナス分をどこで補うかっていうと、我々の銀行預金を引き下げたり、ATM手数料を引き上げたりすることが予想できますね。

実際にソニー銀行と三井住友銀行が普通預金金利を0.02%から0.001%へ引き下げております。ほかの銀行も引き下げてくることは間違いないでしょう。今後は100万円預けると10円(税引き前)がもらえるようなります[いい気分(温泉)]


われわれの普通預金にマイナス金利は適用されるか?


これはないと思います。逆に借金したらお金をもらえることになりますし、預金で継続的にお金を取られたら全部引き出しちゃいますよ。そんなことになったら銀行からはお金が無くなって破たんします。先にマイナス金利を導入したスイスでは預金するときに「手数料」というかたちで利用者からお金をいただいているようです。

マイナス金利によるメリットは?


住宅ローンをはじめとする貸付金利の引下げがあるでしょう。実際に住宅ローン(固定)は1.05%から0.90%の史上最低水準になるようです。企業もお金が借りやすくなるので事業が拡大しお給料がこの先増えるかもしれません。

日銀の思惑通りに市場にお金があふれて、すみずみまでお金が循環するようになればよいと思っています。
しかしうちの家計は循環の輪っかからは外れている状況です。。あるところにはあるんですけどねぇ!


お金の事なら金融庁のサイト「わたしたちの生活と金融の働き」はわかりやすいですよ。


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