国立科学博物館、略して「
カハク」。最近はそう呼んでいるそうですね。
NHKなどで「カハク」関係の番組がいくつか放送されていて、日本科学未来館とおなじく、帰省した時には子供たちを連れて行ってやろうと思っていた場所です。
30年以上前に私も行ったことがあるらしいのですが、まったく記憶に残っていません。実は私がいちばん楽しみにしていたイベントです。
東京帰省最終日。
連日の猛暑日のなか、道中子供たちをなだめながら、上野駅公園口へ到着。上野動物園は休園日。こんな日に動物園なんかいったら親は地獄をみることになります。
通り道に上野西洋美術館が見えます。こちらも休館日。先日世界遺産に登録されたル・コルビュジエが設計した建物が見えました。東京に住んでいたころは全く気にならなかったのに、今はとても崇高なものに見えるから不思議です。
国立科学博物館へ到着
カハクは、日本館と地球館という2つの建物で構成されています。常設展示物はこの2つの建物内にあります。地球館はとても広いので、子供たちの集中力を考えると特別展には行かずに常設展だけに行くことにしました。
一人で見るなら
音声ガイドを付けることをオススメします。310円で借りられます。私は借りてみたのですが子供たちの相手をしなければならず、ゆっくり聞くことができませんでした。少し聞いてみたところの感想になりますが解説が詳しくて
かなり面白いです。子ども向け解説にも切り換えられるので、小学生高学年程度のお子様なら楽しめるでしょう。
さらに小さいお子様には「かはくたんけん隊」(350円)というサービスがあって、中にはワークシートや、紙製のたんけん帽やオリジナル鉛筆、虫眼鏡などの道具入りたんけんバッグが付いています。一式首からかけられるので邪魔にはなりませんよ。
展示物ピックアップ
●日本館建物。ネオ・ルネサンス様式で重要文化財に指定されています。古い建物っていいですね。もっとうまく撮れると良かったのに。良さが全然伝えられない。
日本にいた人間も展示されています。
港川人、縄文人、弥生人、中世人、近世人と順番に展示されていて最後は現代人。ここで写真をパシャリ。うまくできてます。
印象に残るのは、展示の仕方がとても見やすくて美しいです。なおかつ網羅性も抜群でさすがカハクと言わざるを得ません。
●海の生物群。
●鉱物。
●時計。古くてとても珍しいものが沢山ありました。子供たちはとても退屈そうですがもっとゆっくり見たかった。
●地球史ナビゲーター。子供にもわかりやすく生命の進化が説明されています。
●トビムシ標本。
体長1mm前後なので、埃が並んでいるようにしか見えません(拡大鏡がありますがこれでも見えにくい)。こういうの好きです♪。
●動物のはく製群。迫力満点です。見せ方が見事。
いろいろな事情があって、急いで見たのですがそれでも3時間くらいかかりました。ゆっくりと見ていたら半日はかかります。ここには紹介しきれなかった珍しい地球儀や宇宙船などもっとじっくり見たかった。
子供たちのためにカハクに来ましたが、いつの間にか大人が夢中になってしまう素敵な博物館でした。
★注意
夏休み期間は平日でもけっこう混んでます。お昼ご飯は近くで購入した方がいいです。中の食堂施設は混んでいるのでそれだけで疲れます。
国立科学博物館
〒110-8718
東京都台東区上野公園 7-20
TEL:03-5777-8600
2016-08-23 08:07
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コメント(2)
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私も大好きですよ!科学博物館!
年間パスポートが確か1000円かな?
65歳以上は無料だし・・・。
もう少し大人になったら無料になるぞ!
by 森田惠子 (2016-08-23 19:10)
森田惠子さま、こんにちは^^
一日つぶせますのもね。年パスはお得ですね!それにしても最近は西洋美術館やカハクが流行ってますね~
by ぽんちゃん (2016-08-25 11:45)