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「ねぇ、だれがこどもをつくるの?」って絵本

妻です。

次女が長女と同じ公立幼稚園に入園して1か月半ほどたち、
私も時間に余裕ができました…と言いたいところですが、

登園は8時50分までに。
年少組の次女のお迎えは11時50分なのでその10分前の11時40分までには幼稚園に行く。
長女は2時お迎えで、晴れてる日はその後30分園庭で遊べる。

となると、ママは幼稚園3往復。
いくら徒歩10分と言っても3往復は結構しんどい。
私が使える時間もコマ切れで、あっという間に2度のお迎え時間。
早く2往復になって欲しいなぁ。
切なる願いです。

図書館関係の記事は何度か書いていますが、
先日次女が選んで借りてきた本の1冊。
私的に衝撃の問題作でした。

512wzaf7QbL.jpg
「ねぇ、だれがこどもをつくるの?」という絵本です。

絵は味があって面白そうな感じがしますね。
でも、題名がちょっと危険な感じ[がく~(落胆した顔)]がします。
先にチェックしました。
絵本と言っても文字の多い絵本です。
ページ数はだいたい50くらい。

ネズミの家族が主人公で、
後半くらいから少しずつ「子どもに質問されると厄介な話」になってきます。

まずは、
サクランボができるには花粉がめしべにつかなけれならない。これを受粉という。
これは子どもに聞かれても躊躇なく説明できますね。

次はどうやってヒヨコが産まれるか。
ネズミ先生が子ネズミたちにいいます。
「おんどりが めんどりに くっつきたくなるんだ。 それは、そうだな、・・・恋のようなものかな。」
おや、おや、雲行きが怪しいですね。

「そこでだ、おんどりが めんどりの せなかに のって 小さなおちんちんで・・・・。」 「(省略)・・・めんどりの からだに せいえきを いれる。 そして その中の せいしが、めんどりの からだの中の たまごにはいる。 これが どうぶつの じゅせいだ。  もし、たまごが じゅせいしないと、ひよこは うまれない。」
うーん、4歳と5歳の娘に困った質問をされそうです。

その後の文章は、ネズミの場合はどう受精させるかを人間をモデルにして
モチのロン絵付きで!解説。
*男の人はたいていの場合そういう気分になれるが、女の人はそうとは限らない。
*男の人が女の人の上にのったり、あるいはそのはんたいになったりする。
などなど。。。

私には読み聞かせできない内容なので、子どもの目に付かないところにしまっておきました。

ドイツの絵本です。
ヤーノシュという作家さんで、(この本はびっくりですが)いい絵本をたくさん作っています。
ちなみにこの「ねぇ、だれがこどもをつくるの?」は、
ドイツでは大ヒットしたそうです。

絵本の終盤はですね、
お父さんネズミが犬小屋からとってきたソーセージを夕飯に食べたお母さんねずみが、
お父さんネズミをベットに誘い、人間と同じことをしました。
・・・この、 ソーセージ ってブラックユーモア、絵本に必要なの[がく~(落胆した顔)]

あとがきには
『純粋に男と女の違いに関心を持っている幼い時に、はなしてあげるのがいいのです』
とあります。

それにしてもさー。
読んだ後の影響を考えると、読んであげられましぇーん。

図書館で探してみてねー。
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コメント 6

ようこくん

お気持ちわかります。
自分が子供のときに、お風呂屋さんで母に同じ質問をしたことがあります。母、かたまりました(笑)
聞いた場所が悪かったのでしょうけれど、返事はもらえませんでした。
自分の子供に対しては、特には教えていません。
でも、小学2年生のときに、私もびっくりするぐらいリアルに
性教育を受けてきました。言葉も習ってきたので、しばらく子供が叫んで大変でした(苦笑)

もっと小さなお子さんなら、きっと素直に受け取ってくれるのでしょうけれど、こちらが予想もしない質問攻撃をしてくるかもしれませんし、自分が知ったことをまわりにも話すのでしょうし、私のようにTPOをわきまえずに公衆の面前で叫ぶかもしれません。

う~ん・・・永遠のテーマかも・・・
(大人が変に構えししまうからよくないのかもしれませんけどね)
by ようこくん (2016-05-23 12:52) 

長友

ええっ、ちょっとそんな内容の絵本って
早過ぎないですか?
学校の保健教育で習うと思うので自然に
任せた方がいいと思うけどね。
その絵本がドイツで人気ってお国柄の違い
なんですかね(^_^;)

by 長友 (2016-05-23 14:22) 

ヨル

はじめてコメントいたします。
この絵本にはある思い出があります。娘が幼かった頃のことです。

ヤーノシュの絵が好きだった私は、ある日、中を確かめもせず、こどもの読み聞かせ用に図書館でこの本を借りたのです。
家に戻って「あ!ヤバイ」と思ったのですが、案の定娘(当時4さいくらい)が「これ読んで」とこの絵本を持ってきました。

……変な汗をかきながら読みました。

一仕事終えた安心感もつかの間、気にいったのか返却期限まで何度も「これ読んで」攻撃。

あげく娘「ねぇこれはなんでおしっこしてるの?」
私「いやこれはおしっこではない……」
そんな風に質問攻めに。

やっと本を返却したときはどれだけホッとしたことでしょう。

後日、娘と二人で買い物に出かけ、赤ちゃんを連れた夫婦を見た娘が一言。
「あの人たちもあんなことをしたんだね」
とびきりの笑顔でした。
「そ、そうだけどそれはみんなの前では言わないでおこう」

あれ以来そういったことを言わなくなった娘ももう中学生。さっさと教えてしまってある意味良かった……かと思います(笑)



by ヨル (2016-05-23 14:42) 

ぽんちゃん

ようこくんさま
そうなんですよー。
読むのもアレですが
叫ばれたら困るし、幼稚園で流行ってもみんな困る―。
ここはドイツじゃないので、皆対応できませんよね。
・・・まだやめときます。
by ぽんちゃん (2016-05-25 04:29) 

ぽんちゃん

長友さま
赤ちゃんがオマタから出てくるとかは、自然に教えてるんですが、創る方法を具体的にはまだ教えられませーん。
ドイツは性の開放が進んでいる国だから、皆なんと思わないかもしれないけれど、幼児がその話してたら日本ではまだドン引きですよね。

by ぽんちゃん (2016-05-25 04:56) 

ぽんちゃん

ヨルさま
うちでも同じことが起こるだろうという事が想像できます!
ただ、お友達と「チン〇ぶらぶらやわらかいー」なんて友達自作の歌を大声で唄ううちの子に、「その話は人前では言わないようにしよう」という約束はスルーされる気がします。
でも、ヨルさんのように読んでしまうというのも手ではあるんですよね~。
性教育はむずかしいです。
by ぽんちゃん (2016-05-25 05:32) 

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