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昆虫発酵調味料、イナゴソースとは

タイトルそのまんまなんですが、イナゴで作った調味料です。

原料はイナゴ、麹、塩、酒精です。イナゴは国産天然物で醤油ベースと塩ベースがあります。
CIMG8189.JPG


世界的に見れば今、昆虫食がアツいようです。


というのも2050年までに世界の人口は90億人になると予想されていて、食料の生産を今の倍にする必要があるようです。なのでヨーロッパではビジネスとして昆虫食を普及させるべく活動していて、日本にもフランス産の食用昆虫が流通し始めています。日本ではもともと、地方食としてイナゴやハチの子、ザザムシ等が食べられていますがメジャーではないですよね。


実は私もイナゴとか食べたことがありません。そもそも流通していないので食べられませんでした。そんな折に先日行った【骨董市】倉敷・懐かしマーケットでナゴソースが販売されていたのです。なんで、骨董市でイナゴソースが!?ってかんじです。

イナゴソースを販売しているのは「いなか伝承社」という地域活性化支援団体です。かなり異彩を放っていました。そこの代表の方がおられたので、話を聞いてみました。要約するとこんな感じです。
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☆味はかなり美味しい。醤油麹や米麹をつかって完全無農薬の地で育てたイナゴを発酵させたイナゴソースは、魚醤のように塩分が強いので醤油のような使い方をします。

☆2本セットで5400円とけっこうな値段なので売れない。製造に手間と時間がかかります。倉敷では一本も売れなかった。ただ興味のある人はかなりいた。

☆イナゴソースをベースにラーメンを販売すれば世界初のイナゴラーメンとして売れるのではないか。
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今回は試食はやっていなかったので、写真を撮らせてもらいました。見た目は「虫感」が全くありません。なので特別にイナゴの足を一本入れているそうです。
CIMG8187.JPG..

昆虫は高タンパク低脂肪で非常に理にかなった食品だとおもいます。「見た目」の問題も調理法によってだいぶ改善できます。だからといって虫のイメージが軽減できれば普及するかどうかはわかりません。まだ虫以外にも食べるものがありますからね。値段も高いですし。

コオロギのつくね串。昆虫食のKIBOより
koorogi.jpg
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