「きのこ」の定義ってなんでしょう?
分類として「きのこ科」とか「きのこ属」って無いです。
Wikipediaによりますと
きのこの定義ってなんでしょう?
分類として「きのこ科」とか「きのこ属」って無いです。
Wikipediaによりますと
キノコ(茸、菌、蕈)とは、菌類のうちで比較的大型の子実体を形成するもの、あるいはその子実体そのものをいう俗称で厳密な定義があるわけではないが、植物とは明確に異なる。
ここでいう「大型」に明確な基準があるわけではないが、肉眼でその存在がはっきり確認できる程度の大きさのものをキノコという場合が多い。
とあります。
「子実体」とは、土の上に生えている、きのこの本体です。人によって「肉眼で確認」できる大きさは差があると思いますが、数ミリ以上の大きさのものを総称して「きのこ」と呼ぶようです。それより小さいものは「カビ」と呼ばれます。
つまり、きのこはカビの仲間であり、「菌類」なのですね。野菜売り場できのこは売っているので、ついつい植物の仲間かなと思っている人もいると思います。植物は光合成をおこない、菌類はおこないません。
ところで、「子実体」とは植物に例えるならば「実」の部分で、本体は土の中に張り巡らされた「菌糸」です。植物に例えるならば「木」の部分ですね。本体の大部分は土の中というわけです。菌糸はとても細く、半透明で肉眼ではわかりにくいのですが、大きいものですと山一つを覆うくらいの大きさの物があると言われています。シロナガスクジラよりもきのこの方が大きいということですね。
実際に、キシメジ科のきのこ、ヤワナラタケは1個体で15万m2(15ha)もの範囲に菌糸を張り巡らせて、推定重量は100tにも及ぶということです。山に生えているきのこのDNAがすべて一致したそうです。1500年から2000年生きているそうです。おどろきですねー。
ということは、ソメイヨシノもDNAがすべて同じですがこれは同一の生物とみなされるのでしょうか?
うーむ。
2015-10-03 11:55
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